【「伝えたい」が伝わる温かい時間】武山支援学校×マラウイ・ウォンガニ先生のオンライン国際交流を実施しました!

9月15日(金)、神奈川県立武山支援学校マラウイ・ウォンガニ先生をつなぎ、オンライン交流プログラム「DOTS」を実施しました。

きっかけ

今回のDOTSは、武山支援学校の佐藤先生が、「DOTSセミナー」に参加してくれたことをきっかけに実現しました。

7月には、「特別支援学校×国際交流」をテーマに、ほかの先生方も参加して作戦会議を実施。

DOTSセミナーの様子はこちらから

その後のやりとりの中で、まずはマラウイにいるウォンガニ先生とつなぎ、生徒さんがリラックスして自己紹介ができる時間を用意しよう、ということになりました。

「DOTS」にとってはもちろん、武山支援学校の先生方にとっても初めての、特別支援学校とマラウイをつなぐ国際交流。

佐藤先生をはじめとして、先生方は事前学習でマラウイについて生徒さんたちと話したり、オリジナルのシートを使った自己紹介練習をしたりと、準備を進めてきました。

まずは自己紹介から

マラウイから参加したWongani先生は、インクルーシブ教育にも高い関心を持って取り組んでいる先生。

今回は、武山支援学校の生徒さんが使うハンドジェスチャーを事前に完璧に習得するなど、前のめりに参加してくれました。

初回ということで、一人1分程度の時間を使い、「名前」と「好きなもの」を発表。

食べものやキャラクターなど、カラフルなシートと、楽しそうな様子に、ウォンガニ先生も興味津々でした。また、柔道を練習していることを知ってほしいと、柔道着を着て参加してくれた生徒さんもいました。

また、一人が発表を終えるたびに、見守っていた生徒さんや先生方から拍手が起こる雰囲気も印象的でした。

また、後半は、生徒さんからマラウイに関する質問もあがりました。

「マラウイのこっきのいみはなんですか?」と尋ねると、丁寧に説明してくれたウォンガニ先生。

遠い国、マラウイがぐっと身近になる時間になったのではないかなと思います。

今後に向けて…

後日、DOTSスタッフが学年会に参加させていただくと、「次回はラジオ体操やダンスなど、体を動かせる活動をしたい」「みんなで遊ぶ時間があっても楽しいかもしれない」と、どんどんアイデアが出てくる先生方。

生徒さんにとっても、「外国に友達ができたらこんなことがしたい」という具体的なイメージが湧いてくる時間になったようです。

ふだんから、一人ひとりの特性や理解の仕方にあわせた授業づくり・教材開発に取り組んでいるからこそ、「DOTS」との親和性もとても高いように感じました。

私たち自身、初めての挑戦を、武山支援学校の先生方とワンチームで楽しんでいけるよう、1月に向けても学んでいきたいと思います。

次回の交流も、とても楽しみです。