【セカイの見え方は、自分の心と意志で変えることができる】周南市立周陽中学校で講演を行いました。

先日、6月3日に周南市立周陽中学校の人権講演にて講話とマラウイをつなぐオンライン交流をさせていただきました。

今回の講演をすることになった経緯は、遡ること2018年。私自身が地元への恩返しがしたいと思ったことをきっかけに恩師に連絡し、再会しました。その中学時代の恩師が、現在は周陽中の校長をされていること。そして、私が高校時代に通っていた英会話塾でクラスメイトだった友だちが、周陽中にて英語科教員として勤務していること。そんないろんなご縁とめぐり合わせがきっかけで実現した講演の機会となりました。

ちょうどこの日は保護者や地域の方も招いた授業参観日も兼ねていたので、講演前には授業見学もさせてもらいました。
「差別をなくすにはどうしたらいいか」
「よりよく生きていくためには何が必要か…」
「文化や国籍背景の違いから意見が合わないときにどうするか」
各学年の先生方が様々なスタイルで「人権」をテーマに授業されていて、活発に意見交換をする生徒さんの様子も、講演前に参観することができました。

私が自分の生い立ちや活動の話を口頭で伝えるだけでなく、体感としてセカイの多様さと楽しさを感じとってもらうためにも、後半はマラウイ現地との交流をしました。生徒さんだけでなく、先生にも体験していただき、会場全体で楽しめる時間となりました。

現場の先生からもそういった時間をとってほしいとのリクエストをいただいたことによって、今回の講演スタイルが実現し、本当に感謝しています。

インターネットや教科書の情報だけがすべてではなく、自分自身が「違い」に触れたとき、何を感じるか。自分の意志や未来は、自分自身の力で選択することができ、「自分を大切にすること」が国際貢献の大切な一歩であると私は信じています。

周陽中学校では、今年度から英語の時間におけるマラウイとの交流もスタートさせていく予定です。今後のオンライン交流「DOTS」の活動についてもまたシェアしていきますので、お楽しみに*

JICA山口デスクの皆様も、ご参加いただきありがとうございました!!

(レポート:Colorbathスタッフ 椎木)