1月21日、山口市柚野木小学校にて教育講演会が開催され、Colorbathの吉川と椎木が「アフリカのいのちと地球をまもる~ソーラーボイラーとマラウイの生活~」をテーマにお話しました。
講演会は「講話」と「現地と繋がるDOTS」に分けた2部制で行い、柚野木小学校の生徒のみならず、保護者や地域の方、近隣の学校の先生、行政の方もご参加くださいました。
前半:「好き」な気持ちと「学び」を続ける大切さ
前半の講話では、
「なぜ、マラウイにソーラーボイラーを設置したのか」
「どんな人が関わりながら活動をつづけているのか」
「なぜ、大変なことを頑張り続けられるのか」
などなど…。
活動紹介だけでなく、私たちの原動力となっている想いや気持ちについても赤裸々にお話させていただきました。
伝えたかったのは、「好き」や「やってみたい」の大切さ。
今の学びや「好きなこと」は、将来、やりたいことや仕事につながるかもしれない。自分の気持ちを大切にして、行動を続けていくことで、必ず誰かを救うことができる人にもなれる。
自分にはそんな可能性があるんだと感じてほしくて、精一杯メッセージを届けました。
今回、久しぶりに柚野木小を訪れ、生徒の皆さんがカプタ小学校との交流(DOTS)を重ねてきた中で、マラウイ博士になっている姿がとても嬉しかったです。
探究心や好奇心は、何歳になっても大切にしていきたいものだなぁ〜と改めて感じることができました。
後半:ソーラーボイラーから広がる、温かな対話の輪
後半は、マラウイにいるプロジェクトメンバーや、ボイラーを実際に家に置いている保健省スタッフとオンラインでつなぎ、対話を行いました。
交流は、マラウイの2人からのプレゼンテーションからスタート。ボイラーの活用実験の結果を通して、どんなことに使うと便利か、メリットや課題は何かなど、わかりやすく解説してくれました。
ソーラーボイラーについて知り尽くせたところで、質問タイム。
現地スタッフの好きな食べ物や趣味、日本へのイメージに関することから、ソーラーボイラーの活用法や普及についても。
子どもたちも保護者の方も一体となって、マラウイに興味を持ち、知りたい!応援したい!気持ちを届けます。
マラウイの2人も、日本のことを知り、ソーラーボイラーを通してたくさんの人とコミュニケーションをとれたことを有意義に感じてくれたようでした。
今後も、ソーラーボイラーから温かい対話の輪が広がっていきますように!