「自分のこと」を話せる時間:山口市立徳地中学校とアフリカ・マラウイをつなぎ、Web交流プログラム「DOTS」を実施しました!

10月6日(木)、山口市立徳地中学校の国際交流学習の一貫として、Colorbathスタッフの椎木「アフリカ・マラウイ」をテーマに講演を行いました。

徳地中学校は、2021年からマラウイとのWeb交流を続けている柚野木小学校の卒業生が在籍しており、また、椎木の中学時代の恩師である太田先生が、校長として勤務している学校でもあります。

今後、徳地中学校とマラウイをつなぐWeb交流プログラムの実施も控えている中、「マラウイはどんな国か」についてお話ししました。

また、それだけではなく、山口県出身の椎木がマラウイに行くことを選んだ理由、現在仕事としてやっていることなど、キャリアに関しても、話題が及びました。同行していたColorbathの吉川や、さらには太田先生自身が教員になった理由まで。

生徒たちにとって、さまざまな進路のあり方を知る機会になったのではないかと思います。

後半は、実際にマラウイとつなぎ、オンライン交流を体験してもらう時間に。

この日、マラウイは祝日だったため、カプタ小・ウォンガニ先生が近所の子どもたちを集め、交流を行いました。

徳地中側は率先して自己紹介をしたり、特産である紙漉き和紙をみせたりすると、マラウイの子はチテンジ(カラフルな布)を紹介し、お互いに交流を愉しんでいる様子でした。

英語での交流では、「I am〜」「I like〜」と、「I(わたし)」という主語が飛び交う良さがあります。

わたしの名前と、相手の名前。

わたしが好きなことと、相手が好きなこと。

わたしが大切にしていることと、相手が大切にしていること。

相互にコミュニケーションを重ねていく中で、セカイ(国境に関わらず、自分とは違う面・考え方・文化を持つ他者)を知ることはもちろん、自分についても理解を深めることができます。

セカイを知ることは、自分を知ることにつながる。

生徒たちだけではなく、大人にも伝えていければいいなと感じる時間でした。