【コーヒープロジェクト活動レポート】収穫シーズンの到来 | 広がっていく農家さんの輪

Colorbathがネパールを拠点に取り組んでいる「持続可能なコーヒープロジェクト」

ネパールの山岳地帯において、高品質なコーヒーの生産を行うことで、農家さんの経済力向上を目指しています。

コーヒーの栽培は、森林と共存できる手法をとるアグロフォレストリーの考え方に基づき、人と地球の両方にとって持続可能な農業を実現します。

昨年6月より毎月、現地メンバーChasila Tamangさんから届いたマンスリーレポートをもとにした、活動報告を掲載しています。

写真と共に、コーヒー生産やネパールの農家さんたちの様子をお伝えしていきますので、ぜひご覧ください。

現地法人「Himalayan Luxury Beans」で働いているチャシラさん(写真)
農家さんたちのサポートをしながら、日本チームとのコミュニケーションも担っています。

ネパールの気候

ネパールも、この時期は日本と同じで冬にあたります。

緯度をみると日本よりも南に位置しているのですが、国土の大半が山岳地帯のネパールでは、この時期の平均最低気温は3℃前後まで落ち込み、氷点下になることもたびたび。


また、首都カトマンズは盆地ということもあり、日本の冬のような厳しい寒さになったかと思えば、日中は20℃近くまで気温が上がります。

なかなか落ち着かない季節が続く時期ですが、嬉しいことも。

亜熱帯の国ネパールに厳しい寒さがやって来る頃、コーヒーの実は収穫の最盛期を迎えるんです。
緑色だったコーヒーの実は、日夜の寒暖差を受けて、11月頃から徐々に色づき始め、1月〜3月にかけて収穫が行われます。

Himalayan Luxury Beans では、2年前からカブレ・パランチョーク郡トゥロポカラ村の農家さんたちと一緒に収穫をはじめました。

昨年は、品質向上に向けて、収穫後のコーヒーの果肉を取り除いたり、その後乾燥させたりする設備を整えました。

日本のスタッフも現地まで足を運んで、どうしたらより美味しいコーヒーがつくれるか、農家さんと一緒に試行錯誤しながら、管理方法を定めていきました。

ネパールのコーヒー生産のモデルに

品質をきちんと管理して、美味しいコーヒーを日本に向けて販売する。
この取り組みがネパール国内でも少しずつ話題になり始め、先月12月には、ヌワコットという別の地域の方々が、自分たちもコーヒーづくりに挑戦したい、ということで視察に訪れました。

視察に訪れたのは、その地域の女性のみで結成された組合の中心メンバーで、現地でツアーをコーディネートしてくれたチャシラさんによると、とても満足してもらえたとのこと。今後も継続的にやり取りをしていこうと、とても前向きな関係を築くことができたようです。

距離にすると約50km。しかし、村までは車で約6時間もの道のり。
いまだ電気も電波も通っていないような村で、農家さんたちの挑戦は少しずつ、でも着実に、新たなステージへと進んでいます。

今シーズン収穫されるコーヒーは、今年の6月頃に日本に到着し、7〜8月頃には、みなさんにもお届け出来る予定です。

Himalayan Luxury Beans1周年キャンペーン実施中!

ネパールコーヒーのオンラインストア「Himalayan Luxury Beans」が1周年を迎えました!
美味しいコーヒーと一緒に、ネパールの豊かさ、人と人とのつながりをメッセージとして届けてきたHLB。これからも、みなさんと一緒に育てていけますように…。
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