10月18日、周南市立富田中学校(山口県)と、マラウイ・セントポールズ小学校をつなぎ、オンライン交流プログラム「DOTS」を実施しました。
富田中学校でのDOTSの取り組みは、今年で4年目。
生徒同士の学び合いの成果を感じられる交流となりました。
自分たちの力で…
放課後の教室に集まったのは、有志で集まった23名の生徒さん。
事前にミーティングも行い、どうすれば楽しい交流になるか?作戦会議をして臨みました。
zoomにログインするところから、先生は生徒に任せ、教室内で見守る体制に。
そんな中、元気な挨拶と共に交流がスタートしました。
お互いの学校生活について、まずは理解を深めます。
せんとポールズ小学校でのオンライン交流は初めてだったことから、少し緊張気味だったマラウイの子どもたち。
それでも、
「What do you like to do in school?(学校で何をするのが好き?」
や、
「What subject do you like?(どの教科が好き?)」
といったやりとりをしているうちに、笑顔が増えてきました。
富田中の生徒さんが、一つ一つの質問に「I see! (わかった!)」という言葉や拍手でリアクションを取り、質問に答えた後は必ず「How about you? (あなたはどう?)」と返して、マラウイの子どもたちが楽しめるように工夫をしていたのも印象的でした。
「I like English! (英語が好き!)」という元気な回答に、
笑顔が弾けます。
チームワークで臨む国際交流
ほかにも、英語しりとりやじゃんけんなどをみんなで楽しみ、充実した1時間半になりました。
今回、富田中からは20名という人数での参加でしたが、カメラの前にいない生徒さんも、マラウイ側に示すホワイトボードを作ったり、サポートに入ったりと、自分にできることを楽しみながらやっていたことが印象的でした。
マラウイの子どもたちに伝わらなかったかな?となったとき、どの単語で説明するか、どのタイミングでホワイトボードをみせるかなども、丁寧に考えていました。
担当の水島先生からは、
心の距離を縮めるノウハウを生徒たちなりに経験値と共に掴んできているのかも!?とも思える交流でした。
というコメントをいただきました。
また、マラウイ側も、Colorbathスタッフとマラウイの先生が連絡をとりあい、リラックスした雰囲気の中で1回目の交流を終えることができました。
今後の交流でも、どんな成長がみられるかとても楽しみです。