6/13(火)、マラウイで展開する「命と地球を守るソーラーボイラープロジェクト」初となる活動報告会を実施しました!
ソーラーボイラープロジェクトは、太陽光からお湯を沸かし、アフリカの医療現場における衛生環境の向上を目指すと同時に、自然エネルギーの活用により森林伐採を抑制し、地球環境の保全との両立を実現するプロジェクトです。
なかなか耳なじみのない「マラウイ」や「ソーラーボイラー」。
今回の報告会では「マラウイってどこ?」、「ソーラーボイラーって一体何?」といった基礎的なことからお話しし、後半は参加者からの質問も交えながら理解を深める時間となりました!
オープニング
まずは自己紹介。
青年海外協力隊出身で、それぞれマラウイの教育と医療に深く関わってきたColorbathスタッフの椎木、池邉を中心に、参加者それぞれのバックグラウンドを共有しました。
初対面とは思えないほど和気あいあいとした雰囲気でした*
マラウイってどんな国?
プロジェクトの話題に入る前に、まずは実施している場所であるマラウイについてお話ししました。
マラウイの生活スタイルは、地球からの恩恵に支えられていることが特徴です。
アフリカ南東部に位置するマラウイでは、電気や水道といったインフラが未整備の場所が多く、お湯を沸かしたり料理をしたりする際は多くの家で薪を使っています。水も井戸から運んできたり、雨水をためたりして確保しています。
この薪を拾ったり、水を運んだりする役割は、主に女性や子供が担っているのが現状です。特に薪拾いは、遠くまで行かないと拾えないこともあり、時には往復4時間かかることもあります。
ソーラーボイラーとは?
このような状況を改善するため、Colorbathは、専門家や現地パートナーと連携して、ソーラーボイラープロジェクトを行っています。
ソーラーボイラーとは、「太陽の光を集中的に集めることによってお湯を沸かしたり調理したりできる道具」です。
温度が上がりすぎたり、集めた光で目を傷めたりしないよう計算された優れモノで、調理器具として利用したり、お湯を沸かして医療器具を煮沸消毒するのに使われています。
プロジェクトを進める椎木と池邉から、プロジェクトに対する想いや協力隊や本プロジェクト参加のきっかけも話され、参加者は熱心に聴いていました。
そして今後の展望としては、現在日本から持っていっているソーラーボイラーを「現地の工場で作れるようになること」があります。これからもソーラーボイラープロジェクトからは目が離せません!
対話タイム
後半は参加者からの質問にこたえるインタラクティブな時間です。
- 現地の人と仲良くなるコツは?
- マラウイの医療の状況について
- ソーラーボイラーの寿命
- マラウイの気候
など様々な質問が出されました。
関連する写真や動画も交えながらより深くマラウイやソーラーボイラーのことをお伝えすることができました。
イベントを振り返って
書き手、Colorbathインターンの大友は、参加者の皆様と同じく本プロジェクトのお話を聴くのは初めてでした。マラウイの様子や、どんな経緯でソーラーボイラープロジェクトが始まり、今どんな状況で、これからどうなっていくのかを伺う中で、このプロジェクトに携わる数多くの人の熱い想いを感じ、素直にワクワクしました。もちろんマラウイの人々が置かれている状況等考えさせられる部分もあったのですが、とにかくモチベーションが上がった!!ので、これからも頑張ります*
今回初開催となったソーラーボイラープロジェクト報告会。
参加していただいた皆様、素敵な時間をありがとうございました。
今後もColorbathの活動を皆様にお伝えする機会を作ってまいりますので、お楽しみに!
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