上坂町立高志小学校で講演を行いました!

10月から11月にかけて、徳島県上坂町立高志小学校の総合の時間に、ネパールのコーヒーについて3回の講演と質疑応答を行いました。

高志小学校では、Web交流プログラム「DOTS」に加え、3年前には実際にネパールの生徒を招待して、ホームステイも交えたグローカル交流プログラムを実施しました。そこで今年は、高志小学校では、6年生の総合学習の時間を用いて、ネパールのコーヒーについて知り、ポップやチラシを作り、自分達でネパールコーヒーを地元の施設で販売してみる、といったプロジェクトが学校主体で行われています。

「持続可能な社会を目指して、自分たちができること」を子どもたちと考え、行いたい、という先生の想いのもと、今回Colorbathではコーヒーとネパールに関しての講演を受け持たせていただきました。

第1回は、ネパールがどんな国かということについて、クイズを交えながらお話ししました。
第2回は、ネパールでどのようにしてコーヒーが作られているかに加え、農村部出身のネパール人・スラジさんと生徒さんとの対話も行いました。

それぞれの講演の中で子どもたちは、ネパールの「おなじ」「ちがい」を発見したり、スラジさんに興味を持ち、質問したりしていました。

ネパールという遠い国のことを興味を持って調べるのは、少し難しいことかもしれませんが、ネパールの人と話すことで、その人自身に興味が湧き、少しずつネパールのことも知っていくというプロセスを見ることができました。

スラジさんと話をする児童

第3回は、ポップやチラシの作成するために、生徒たちが考えてきた質問に答える時間でした。

コーヒーのPRを想像した質問や、素朴な疑問、先生たちからも鋭い質問が飛び交いました。

ネパールのコーヒー農家さんが、コーヒー育成の記録を取ってるという話から、品種改良したりしないのか?といった質問もでました。それに対して、「今はまだ、”つくること”を上手くいかせるために努力しているんだよ」といった返答をすると、なんだか不思議そうな顔をしていた様子が印象的でした。

高志小ではこれからネパールコーヒーのアピールポイントをまとめ、ポップ、チラシ等を作っていきます。ここから何を受け取って、実際に販売体験をするときにどんな話をするのかがとても楽しみです!