ソーラーボイラープロジェクトは、太陽光からお湯を沸かし、アフリカの医療現場における衛生環境の向上を目指すプロジェクトです。
同時に、自然エネルギーの活用により森林伐採を抑制し、地球環境の保全との両立を実現していきます。
大規模なパラボナアンテナにも使用される日本の科学技術と、アフリカ現地の方々との協力によって、アフリカ・マラウイをフィールドにいのちと地球を守るプロジェクトです。現地保健省やNGOとも連携をして、持続可能な活動を行っていきます。
VISION
太陽の力で、いのちと地球を守る
Social Issue – 社会課題 –

- マラウイでは、きれいな飲料水を確保するのが難しく、約70%以上の住民が下痢をしている
- 食事の栄養が吸収されず、5歳未満児の47.1%が低体重での慢性的な栄養失調になっている
- 国全体として慢性的な電力不足でもあり、エネルギー源は90%以上が薪の使用に依存している
- 不法な森林伐採も相次ぎ、洪水などの水害も発生している
Approach – アプローチ –

- 太陽さえあれば、薪を使わずに負担なく煮沸したお湯にアクセスできる環境を作る
- 医療現場での手術や出産の死亡率低下を目指し、手術器具などの滅菌消毒ができる環境を作る
- 現地保健省や病院、NGOと連携をしたサステナブルな活動体制を作る
- ソーラーボイラーの活用や衛生環境についての技術指導、技術移転を行い、現地の方々で取り組める状態を作る
Action – 行っていること –

- 現地保健省や病院と連携し、医療現場での衛生環境の調査、及び改善指導
- ヘルスセンター(地域の保健所)へのソーラーボイラーの設置により、出産時の衛生環境の向上
- 日本の技術者やデザイナーとの連携により、安価で使いやすいサステナブルなソーラーボイラーの開発支援