物事の本質や背景が「みえる」

インターネットの普及とともに、幅広い情報に瞬時にアクセスができるようになり、様々な情報を「知る」ことは容易になりました。検索すれば知りたい答えにすぐにたどり着くことができ、以前とは比較にならないほど便利な情報社会となりました。
一方で、一つのことを長い時間研究したり観察したり、もしくは実際に話を聞いたり体感したりという機会は少なくなっているのかもしれません。「体験して実感する」ということの前に、「調べて知って分かっている状態になる」ということが重要視されすぎているような気もします。加えて、「少しの知識」があるがゆえに、気づかないうちに物事を偏った見方で見ているケースも少なくありません。
物理的に目で「見える」ものだけではなく、心や文化、歴史や本質、物事の背景など、目では見えないものにも思いを馳せ、思考を巡らせ、感じとることで「みえる」ことがあると考えています。
「百聞は一見に如かず。百見は一考に如かず」
(100回ひとの話を聞くことは、1度自分の目で確かめることには及ばない。
100回見たとしても、1回も自分の頭で考えなければ意味がない。)

私たちが目指すこと
私たちは、物事の本質や背景、人の想いなどが「みえる」ようになるきっかけを創ります。物事を様々な視点から捉え、考え、対話する機会や、自分自身の考え方を客観的に捉えられるような機会として、「Colorbathカレッジ」を運営しています。
世の中に存在する不都合な真実を取り上げたり、社会問題や教育問題、国際協力や貧困解決、そして生き方や働き方に至るまで、多様な視点にふれ、みなさんとの対話によって一緒に考えを深め、「みえる」ようになる機会を創っていきます。
対立ではなく対話を大切にして、これまでみえなかったものがみえるようになる。
Colorbathカレッジでは、「答え」や「情報」を提供するのではなく、対話の中から自ら気づき学び、みえる世界が少し変わることを目指しています。

詳細はこちら
学びデザインプロジェクト イベントレポート