
「ちいさな一歩フィールドワーク in Nepal 〜自分を見つける旅にでる〜」報告会レポート
2024年度に実施した「ちいさな一歩フィールドワーク in Nepal 〜自分を見つける旅にでる〜」の報告会を、3月26日(水)にオンラインで開催しました。
この報告会には、高校生や学校関係者、昨年のFW参加者などをはじめ、Colorbathとご縁のある約30名の方々が参加し、それぞれの立場から関心やエールを持ち寄ってくださいました。
今回の報告会のタイトルは、「旅して学ぶ—ネパールで旅をしたらひろがったセカイー」。
参加者が現地で得た気づきや学びを、自分の言葉で共有し、参加者全員でその広がりを感じ合う時間となりました。
プログラムは、オープニングののち、高校生の発表、そして社会人の発表へと続く構成で進行。
まず登場したのは、FWに参加した3人の高校生たち。それぞれが都市部と農村部で出会った人々や出来事を通じて、「当たり前」だと思っていた日常や、自分自身の在り方を見つめ直すきっかけになったことを率直に語ってくれました。語り口はとても素直で、時にユーモアを交えながら、それぞれの「心が動いた瞬間」をリアルに届けてくれました。
後半は社会人の参加者による発表。現地で撮影した印象的な写真とともに、その背景にあるストーリーや感情の動きを共有していただきました。「同じ場所に行って、焚き火を囲んだり、言葉では同じことをしていても、みんなそれぞれ別の体験を持って帰ってきていた」という言葉が象徴するように、ネパールでの時間は一人ひとりにとって全く違う彩りを持っていました。発表を通じて、個々の気づきが他の人の視点に触れることで新しい問いを生み、まさに“旅を通してセカイがひろがる”時間となっていました。
参加者の声より(一部抜粋)
「命の大切さと行動力の大切さを知ることができました。高校生の挑戦する姿を見て、自分も体験してみたいとより一層思いました。」
「発言者の方々がリラックスしてストレートな発言をされており、自分自身の振り返りにもなりました。」
「息子が出会った高校生3人との強い絆や、大人たちが同じ目線で関わってくれたことに感謝しています。今後の成長に繋がる貴重な体験をありがとうございました。」
「観光文化のあり方についての話が印象的で、私の中で考えが深まりました。」
「去年のメンバーの顔を見られてうれしかったし、今年のFWの様子を知ることができてよかったです!」
報告会のあたたかい雰囲気の中で、それぞれのストーリーが語られるたびに、画面越しにも心がじんわりと動かされる瞬間が何度もありました。参加者の皆さんからの感想にもあったように、報告会は単なる「活動報告の場」ではなく、それぞれの内面に小さな波紋を広げるような、そんな対話の場となりました。
おわりに
Colorbathではこれからも、フィールドワークをはじめとした「出会い」と「問い」のあるプログラムを通じて、多様な人たちが交わる場をつくっていきます。
今回の報告会をきっかけに興味を持ってくださった方、少しでも心が動いた方は、ぜひ次回のFW説明会にご参加ください*
これからもより良い未来のために、一緒にセカイを広げていきましょう!
Colorbathスタッフ:渋谷