11月5日(火)に柳井市立柳井中学校の人権教育講演会にて、全校生徒約550名と地域・保護者の方に向けて講話をさせていただきました。
今回の講演をすることになった経緯は、吉岡校長先生との繋がりから。私の母校である周南市立富田中学校にて、マラウイとの交流活動をスタートさせた2020年に先生とは出逢い、その後、別の中学校に異動されてからも私の話をぜひ生徒にきかせてほしいと、講演依頼をしてくださいました。吉岡校長先生のおかげで、これまでに私自身の繋がりのなかった、山口県内の光市、そして今回は柳井市とのこ゚縁が生まれています。
ちょうどこの日は保護者や地域の方も招いた授業参観日も兼ねていたので、講演前には授業見学もさせてもらいました。
「戦争時代を振り返りながら平和について考える」
「国や文化の違いがあるときにどう受け入れるといいのか」
各学年の先生方が様々な授業スタイルで「人権や平和」をテーマに授業されていて、活発に意見交換をする生徒さんの様子も、講演前に参観することができました。
私のお話の中では、マラウイでの生活エピソードや、意外と身近にアフリカを感じる機会があること、とあるゲームをしながら自分の認識は自分の意識によって変化させることができる、ということを体感してもらいました。質疑応答の中でも、とても積極的に生徒さんからたくさんの質問をいただき、一緒に考え、対話する時間がとても楽しかったです。このような機会をいただけたことに、本当に感謝です。
講演後には学校からお手紙をいただき、その中には生徒さんの感想も同封されていました。
せっかくなので、いくつかご紹介させてください。
- 日本とマラウイのように違う国同士だったら、言語や食文化、生活の仕方なども変わってきて、それを眼の前にしたときには少しはえ?っと思うかもしれないけど、その国にはその国の良さがあり、最初から拒絶せずに、その国の文化を楽しむことがとても大切だと感じました。
- 私はお話をきいて、自分の見方だけで無意識に決めつけてしまうことがあるけれど、他の人だったらどう考えるか、違う方向からの見方も意識していきたいと思いました。
- 椎木さんが楽しそうに講演をしていらっしゃる姿を見て、何事も楽しんで生活をすると人生は今よりももっといいものになるのではないかと思いました。楽しい講演をありがとうございました。
生徒さんや学校の先生方の温かな雰囲気のおかげで、私もありのままの自分の言葉でとても楽しくお話することができました。「どんなときでも、どんな状況においても、楽しむ大人でありたい。」今回の柳井中学校での講演を経て、私自身も自分のこれからのありたい姿をより明確に抱けるようになりました。
も楽しむことで、その楽しみが前向きなエネルギーへと変化し、より彩り溢れる未来になっていくと私は信じております。
素敵な出逢いと、新たなご縁に本当に感謝です。ありがとうございました!
(レポート:Colorbathスタッフ 椎木)