ネパールとの交流から一歩踏み出して…:城南小にてネパールコーヒーの販売が行われました!

12月10日(土)に、長野県諏訪市立城南小学校の城南祭において、6年2部の子どもたちがネパールコーヒーを販売しました!

去年の11月から、城南小6年2部の生徒たちは、Web交流プログラム「DOTS」を通じてネパールやマラウイとの交流を実施しています。空手やダンス、バレエを見せたり、自己紹介をして名前を伝えるといったシンプルな会話をしたりして、交流してきました。

今年の6年2部の「総合的な学習の時間」では、フェアトレードSDGsといったトピックが取り上げられていました。DOTSを介してできたColorbathと城南小のつながりの中で、その6年2部の探求に、私たちColorbathも関わらせていただきました。

10月20日にSDGsをトピックとした授業の一環で、Colorbathスタッフ・那波多目がコーヒーとフェアトレードについての講演を実施。さらに、「自分たちに出来ることを実践してみたい」という想いを6年2部の生徒たちと先生が伝えてくださったことで、今回のネパールコーヒーの販売生豆を焙煎してみるといった取り組みに繋がりました。

総合的な学習の時間を使って、ネパールコーヒーのチラシやポップ、PR動画を作りを行い、改めてフェアトレードとは何なのか、フェアトレードの認証マークについてなど、先生と生徒が共に考えを深めていったようでした。

生豆の匂いを嗅いで。…ちょっとくさい…?
実際に生豆を焙煎!いい匂いが家庭科室の外まで届いたそう…
デザイン案をだしてポップ作成〜

この活動の集大成として、6年2部の生徒たちは、城南祭という有志のクラスが行うイベントに出店。フェアトレードについての展示と共に、Colorbathのコーヒープロジェクトで扱っているHimalayan Luxury Beansのドリップパック、豆、粉の販売をしました。

子どもたちが売っているっているものをとりあえず早く買いたい!といった様子の人にも、今まで調べたことをじっくり話す姿がみられたり、逆にフェアトレードのことを聞かれて、用意したものを伝えようとして言葉を探したりする姿がみられたようです。

さらに、用意していた商品は即完売!もともと販売よりも、フェアトレードやColorbathのことを知ってもらおうと準備を重ねていたため、その後もオンラインストアを紹介しながら、これまでの学びをお客さんと共有したそうです。

最初は、フェアトレードやコーヒーに興味を持っていなかった子どもたちも、動画やチラシを作成したり、実際に自分たちで焙煎したコーヒー飲んでみたりする中で、これからも記憶の片隅に「フェアトレード」という言葉が残り続けるのではないかと思います。

また、認証マークだけだと遠く感じてしまうフェアトレードのことも、もっとネパールの友達のこと、同じ人のこととして、少しでも感じていける瞬間を作っていきたい、とこの取組を追いながら感じました。

コーヒーを届けることで得た資金を何に使うのか、自分の言葉で説明したり、販売したりして実際にどう感じたかなど、6年2部のみなさんの今後の学びがさらに楽しみになりました!