持続可能なコーヒープロジェクトは、ネパールの山岳地帯において、高品質なコーヒーの生産を行うことで、農家さんの経済力向上を目指すプロジェクトです。
コーヒーの栽培は、森林と共存できる手法をとるアグロフォレストリーの考え方に基づき、人と地球の両方にとって持続可能な農業を実現します。

現地NGOや現地コーヒー会社、日本のコーヒー会社などと幅広く連携し、生産だけでなく販売のサポートもすることで、長い目で農家さんの経済力を向上させられるような活動をしています。

Social Issue – 社会課題 –

【in NEPAL】
・ネパールは国土の約8割が山岳・丘陵地帯で、農村部では仕事の機会がなく、若者の多くが首都カトマンズや海外への出稼ぎに行っている
・都市部へのアクセスが悪く、農作物の品質管理が難しい
【in JAPAN】
・「支援する側」と「支援される側」の分断を招くものの見方がある
・現代社会において、人と人とのつながりが希薄化してきている

Approach – アプローチ –

【in NEPAL】
・標高約1,000〜2,000m付近の高地での栽培が適していて、他の野菜や果物よりも輸送中の品質低下が起こりにくいコーヒーの栽培に取り組む
・生産のサポートだけでなく、ブランディングや販売にまで携わることで、ネパール農村部でのコーヒーづくりを持続可能なものにする
【in JAPAN】
・日本でのイベント実施やコーヒー販売を通じた、社会教育活動を行う

Action – 行っていること –

【in NEPAL】
・現地コーヒー会社やNGOと連携した、農家さんへのコーヒー苗の配布や栽培指導
・収穫後のコーヒーを精製するための工場や加工場の建設
・日本の専門家と協力し、高品質なコーヒーづくりのための、知識・技術支援
【in JAPAN】
・実際にネパールで作られたコーヒーを販売したり、ネパールの人と交流したりすることによる、ネパールの人や文化から学べる機会づくり

works-これまでの取り組み-