5月30日、「アトリエColorbath:web3の力を、資金調達を超えて活用するには!?」と題し、株式会社奇兵隊の阿部遼介さんとColorbathの吉川による対談を行いました!
この対談は、Colorbathが新たに始める、NFTアートを活用したネパールのシェアビレッジプロジェクトのキックオフとして開催され、「NFTやweb3といったテクノロジーを活用しながら国際協力に携わる」という国際協力の未来の形を感じられる時間となりました。
株式会社奇兵隊とは
まずは阿部さんに、株式会社奇兵隊の説明をしていただきました。個人向けや海外向けのクラウドファンディングサービスを運営する株式会社奇兵隊さん。大きな特徴はメンバーの多様性で、11ヶ国から集まった多国籍チームであることです。

運営するOpen Townというサービスの具体的な事例として、ウガンダのケースや埼玉県横瀬町のケースをお話して頂きました。Open Townは、NFTを購入した支援者が、その町の抱える課題を解決するための施策の立案や決定に関わることができるというシステムです。例えばウガンダでは、村の人が必要だと考えた、学校、バス、銀行の中から、支援者が投票し、学校建設が実施されました。

このシステムの良さは、支援する人々と支援を受ける人々が分断されず、支援する人々が実際にそのプロジェクトに参加することができる点です。先程のウガンダのケースでも、コミュニティに「銀行を作る」というアイデアに対して、金融やマイクロバンクの事例に詳しい支援者が手を挙げるなど、支援者の意見が反映されやすいのだそうです。
NFTを活用した新たなプロジェクト
そして話題はColorbathの新プロジェクトへ。
当日公開されたプレスリリースを元に、Colorbath代表の吉川が具体的にどんなことを行うのかを説明しました。

2015年からColorbathが行ってきたネパールの持続可能なコーヒープロジェクトをアップデートし、NFTアートがデジタル村民票となるシェアビレッジをスタートします。

一緒にプロジェクトを創った阿部さんからも、素敵なアイデアをたくさん出して頂きました!
村民の皆さんと新たな商品を開発するための試飲会をやることも決定。既存村民のみなさんも、これから村民になってくださるみなさんも、リアルでもオンラインでも繋がって、より良いシェアビレッジを作りましょう!
株式会社奇兵隊の阿部さん、素敵な時間をありがとうございました!