Colorbathがネパールを拠点に取り組んでいる「持続可能なコーヒープロジェクト」

ネパールの山岳地帯において、高品質なコーヒーの生産を行うことで、農家さんの経済力向上を目指しています。

コーヒーの栽培は、森林と共存できる手法をとるアグロフォレストリーの考え方に基づき、人と地球の両方にとって持続可能な農業を実現します。

昨年6月より毎月、現地メンバーChasila Tamangさんから届いたマンスリーレポートをもとにした、活動報告を掲載しています。

写真と共に、コーヒー生産やネパールの農家さんたちの様子をお伝えしていきますので、ぜひご覧ください。

現地法人「Himalayan Luxury Beans」で働いているチャシラさん(写真)
農家さんたちのサポートをしながら、日本チームとのコミュニケーションも担っています。

ネパールの花

ネパールで花といえば、5月頃に紫色の花をつけるジャカランダが有名。また、山岳地帯で真っ赤な花をつけるラリグラス(シャクナゲ)も、ネパールの国花として、現地の人たちに親しまれています。

写真の左下に、小さく写っているのがラリグラスの木です。

コーヒーの生産地、トゥロポカラ村を去年訪問した際に、

「ここから、少し山を登ったところでラリグラスが見えるから、連れて行ってやる」

と、農家さんが半ば強引に連れて行ってくれたときに撮影した1枚です。
国花でもあるラリグラスは、ネパールの人たちにも特別な意味を持っています。

写真を見てもわかるように、このラリグラスの木はかなり急な斜面に自生していているのですが、車を降りた農家さんの一人が、スタスタと斜面を下りていき、真っ赤な花をたくさんとってきてくれました。

コーヒーの収穫シーズン

3月も引き続き、コーヒーの収穫と精製が行われています。
2月には、日本からColorbathメンバーの小野寺がトゥロポカラ村を訪問したり、コーヒーを日本に輸入している㈱坂ノ途中とそのお客さんのロースターさんが実際に生産地を訪問したりしました。

Colorbathスタッフの小野寺

コーヒーの収穫や精製を日本から来たメンバーと一緒に行ったり、実際にコーヒーを購入しているお客さんからいろいろな質問をもらったことで、農家さんたちのモチベーションもまた一つ上がってようでした。

今シーズンは、村に加工場を設置して迎える2年目の収穫期です。
前に進むたびに課題は出てきますが、信頼できる現地パートナーと農家さんと協力しつつ、日本から応援してくださる人のお力も借りながら、これからも一歩ずつ、ネパールコーヒーを育てていければと思います。


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ガネッシュダイからセミナーの修了証を受け取る農家さん
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