こんにちは!
NPO法人Colorbathの中尾です。

10月14日(日)に「考える教育〜海外のアクティブラーニングの実態を踏まえて〜」が開催されました。

中学校・高校・大学の教員や大学生、NPO職員等が集まる計15名ほどで、「教育」という答えのないテーマに対し、熱い議論が炸裂しました。

今回のイベントでは、第一部にアメリカ、ドイツ、フィンランド、フィリピン、マラウイの5カ国のアクティブラーニングの実態について各国の教育を受けたり、教育に携わった方から紹介して頂きました。

各国からは以下のような実例が紹介されました。
・アメリカ、ドイツ:思考力を問われるプロジェクトベースドラーニングや試験問題について
・フィンランド:言語を学校の外で実践的に使う練習について
・フィリピン:パソコンやスマホを用いたICT教育について
・マラウイ:机も椅子もない中でも生徒が前のめりになりながら手を上げて参加する授業について

そもそもアクティブラーニングとはどんなものか、という議論を今回はあえてしませんでした。5カ国からの実例からも分かるように、アクティブラーニングと言っても人や国によって全く異なりますね。
やっぱり教育に正しい答えというものはありません。

日本の学校ではまだまだアクティブラーニングが浸透してきている段階ですが、たくさんの人が海外では具体的にどのような取り組みが行われているかに興味があることが伺えました。

「海外ではこうだが、実際に日本の学校では何ができるのか」について考えた、第2部。

海外の学校に比べると、日本の学校は教育指導要領をしっかりと終わらせる義務があったり、受験が常に勉強のゴールになっているという意見がありました。

やるべきことが山程ある中で、生徒への指導やサポートを徹底的にこなす先生達。
「自分でやってごらん」とあえて先生が身を引くことで生徒達は主体的に動き始めることを多くの先生方が実感しています。
しかし身を引きすぎれば、自分の子どもが十分な指導を受けてほしいと願う保護者からクレームが来てしまう…

多くの生徒が塾に通ったり、タブレットなどのツールを用いた学校が増えていたり、常に「次に手を付ける何かがある」ということが生徒の安心に繋がるようですが、生徒が自ら学び、動き出すためにはあえて何も与えないことが助けになるのかもしれません。

『足りないくらいがちょうどいい』
という言葉が、今回のディスカッションの中でも特に印象に残ったという方が多くいました。

そうなると「そもそも学校に行く意味はなんなのか」という意見も上がりましたが、クラスが集まっているからこそ出来ることなど、生徒や先生、また学校の外部の人も繋がることで実現できることを考え挑戦していきたいですね。

参加者からはイベントを終え、
「日本の教育についてもっと知り、考えたいと思った。」
「より一層 “知って” “触れて” “良いアクション”を起こしていけるようにしたいと思えた。」
「次は教員、保護者、企業の人と議論し、次のアクションを考えたい。」
という声がありました。

また、「参加後もやっぱりモヤモヤは続きます」という方もいました。
社会全体の認識が変わらなければいけなかったり、私達が入試制度を変えることはできず、そもそも変わるべきことがたくさんありすぎ、結局自分が何をどうすればよいのかと、モヤモヤを感じてしまうのは仕方がないかもしれません。

Colorbathでは、今まで見えていなかったことに目を向け、モヤモヤを感じながらも課題解決に向け、同じ志を持った仲間と一緒になり、出来ることに一つずつ挑戦していこうと考えています。

今回のイベントをはじめの一歩として、これからもっと多くの人が繋がり新しいことに挑戦していければと思います。

「考える教育〜海外のアクティブラーニングの実態を踏まえて〜」に参加いただいた皆様、ありがとうございました!

最後に、次回のイベント告知です!

12月1日(土)に「アフリカと繋がる!〜ウェブ交流を体験しよう〜」を開催します!
スカイプなどのオンラインツールを用いて、世界の人々と繋がれるウェブ交流。
多くの現場の先生から「自分の教室でも試してみたい!」という声を頂きます。

今回はそのウェブ交流でアフリカ・マラウィの人々と繋がります!
「ウェブ交流を経験してみたい」
「自分の英語がどれだけ外国人に通じるのか試してみたい」
「マラウィ人と話してみたい」
そんな想いを持った皆さんはぜひ12月1日にご参加ください!

また詳細はColorbathのfacebookページにて報告させていただきます。
では12月1日にお会いしましょう!